冒頭から述べておきますが、他の放課後等デイサービスを批判するつもりはありませんので悪しからず^^;
偉そうな立場で言うのは申し訳ないですが、是非参考にして子どもに還元してもらえればと思います!
働いているからこそ見える放デイの質が維持できないことがあるんですよToT
”ダメ”といった評価をされるのは利用者側からになるので、働いている僕からは評価しようがないのですが…
仕事として興味がある人に向けて発信していきたいのですが、利用者側からしても内情が充実していれば放デイの質にも繋がり、結果的に利用者さんからも良い放課後等デイサービスになるということはあると思います^^
- 放デイはどこがいいんだろう?(利用者・労働側ともに)
- 良い放デイとはどういったところ?
- 安心して子どもを預けるにはどこに注意をしたらいい?
- 放デイの雰囲気を掴むにはどこを見たらいいのか?
といった疑問を解決できるように説明していきますね!
病院で働いていた看護師が公認心理師として放課後等デイサービスへ転職して現役で働いている僕が紹介していきますので、是非参考にしてください^^

ダメな放課後等デイサービスとは?

再三言いますが、運営されている放課後等デイサービスを批判するつもりはありませんので悪しからず^^;
まずダメな放課後等デイサービスを説明する前に、前提条件として説明があります!
まず放デイとして説明していくのは個別療育をしているような放デイではなく集団療育をしている放デイを指しています。
個別療育には枠組みがあって受け入れられている人数にも限りがあって、利用者が溢れている現状で集団療育が割合として多いので、集団療育をしている放デイに的を絞って話をしていきますね^^
個別療育が充実すればいいんでしょうが…
あと、放デイに利用しようと悩んでいる人には、見学は絶対に必要になります!
正直なところ利用者が溢れているので、場所を選んでいる余裕もないのが現状になりますが、見学をすることは間違いなく必要になりますので、後述する内容を参考にしてください^^
放デイを仕事選びとして悩んでいる人も見学は絶対に必要になります!
ダメな放課後等デイサービスの視点として4つ紹介していきますね!
人員配置が少ない
放課後等デイサービスでまず確認してほしいのは、働くスタッフの人数ですね!
放デイは人員配置としては利用者が10人以下であれば人員が有資格者2人居れば基準はクリアするんです。
なので、スタッフが2人であったり、利用者11人以上でもスタッフ3人であったり、最低限の人員配置をしている放課後等デイサービスはお勧めしません。
どうしてお勧めできないかと言うと、最低限の人員配置では間違いなく対応できないからです^^;
子どもが喧嘩などのトラブルを起こしても1人が対応すると「8人対1人」で対応しないといけないので、安全に見守ることができるのはベテランくらいでしょう…
また、トラブルが重なることも考えられますから綱渡り状態で危険なのが分かりますよね><
放デイでトラブルがないなんてことは不可能に近いですし、トラブルこそ成長のチャンスですからね^^
働くスタッフからすると「トラブルの原因を聞いて…気持ちを聞いて…どうするのかを考えて…代替え案を提案して…」なんて言う関わりをする時間はありませんTT
そこが発達凸凹には1番大切なんですが、できない場合には放デイとしての質や意義が低いことにも繋がると思います。
他にも、勤務時間内が綱渡り状態なのは高ストレス状態で神経を使いますから、イライラしてしまったり、スタッフ同士の関係性も悪くなりますので、余裕のある職場をお勧めします^^
プログラムがない
プログラムというのは毎日取り組む集団レクリエーションのようなもので、放デイによって言い方が異なりますが、そういった取り組みをしていない放デイもあります。
放デイの中には音楽や美術・プログラミングに力を入れてプログラムとして取り組んでいる所もあるので、場所によって大きく変わります><
放デイへ行ってから自分だけの時間を過ごす場所もありますし、ゲームをするだけや映画を見るだけで特に何をする訳でもなく、自分の時間を自分のしたいように過ごせます。
ご家庭の教育方針によりますが、安全に配慮さえしてもらえれば自分のしたいように過ごしてほしいと思う教育方針には否定しません。
僕も社会性が苦手なら無理矢理取り組まなくても良いとは思いますから^^
ただ、そうでない場合には子どもが何かしらのプログラムには取り組んでほしいですね!
遊びを通して療育をしている放デイも多いので、プログラムの内容は大切でお友達との関係性や放デイが楽しい場所で行きたい場所であれるように、放デイの努力が分かりやすく見れるところになります^^
働くスタッフが専門性を高めるにはプログラムがある放デイは間違いなく必要です。
細かい視点でプログラムが設定されていたりしますから、学ぶために働くのであれば重要な条件になると思います^^
備品管理ができていない
この項目は言われるまでもないと思いますが、見学をした時に分かりやすい視点になります。
言わずとも分かるとは思いますので簡潔に説明していきますね><
備品の管理とは具体的に言うと、玩具が壊れたままになっていないか、口に入るような玩具の管理場所、片付ける場所は分かりやすいか、遊ぶ場所での物の配置などを見学しておくことをお勧めします!
子どもの事故を未然に防ぐためにどこまで配慮できているのかの指標になりますし、スタッフの危険予測の高さにもなりますので、安全に子どもを預けるためには絶対に抑えておきたいところになりますね^^
バイトスタッフが多い
ここの項目に関しては「絶対にそう!」といった内容ではありません><
そういった傾向がある程度で参考にしてもらえればと思います^^;
放デイでは正社員とパート・アルバイトで構成されているのですが、子どもたちに対応するスタッフをバイトにしているところが多いです。
また、バイトは学生さんでいることが多いですが、別に学生さんだから質が悪いという訳ではありませんので勘違いしないでください!
学生さんは数年すると退職することがほとんどで、スタッフの入れ替わりが激しいことに繋がります。
放デイでは子どもたちとの関係性は大切になる上に、誰から話をするのかも大切になります。
その度に関係性を1からスタートさせて…ではサービスが安定しないこともあります。
あくまで傾向がある程度の参考にしてください><
グッドな放課後等デイサービスとは?

利用者でもないので善し悪しを判断できる立場ではないですが、働きやすさ=良い放課後等デイサービスといった判断で働く側から評価していこうと思います。
ダメな放課後等デイサービスの条件と対比していることがほとんどなので、サクッと説明していきますね^^
人員配置が充実している
まず紹介するのは人員が充実していることは前提条件として重要な要件になりますね!
安全面でも人の目が多いことは良いことですし、多数の子どもが不規則な行動をしますから人員が多くないと対応できないのは想像できますよね^^;
また、子どもたちのトラブルの対応にも人員が充実しているからこそ、関わってあげれる時間が確保できますから、放課後等デイサービスの質にも大きく繋がってきます><
プログラムに意図がある
放課後等デイサービスの中にはプログラムを取り入れているものの子どもたちが”楽しい”ことを大切にしている施設が多いですが、純粋に楽しいだけを優先してしまう施設もありますTT
確かに楽しいことは必要ですし、全くもって否定するつもりもありません!
ただ、楽しいだけで終わっては放デイに必要とされる療育に繋がらないです^^;
もちろん、鬼ごっこを楽しんでくれているのでプログラムと組み込んでから、後付けでも運動機能であったりルールを守ることなど意味を持たすことなどはできるとは思います。
それでも、プログラムに狙いがないとプログラム中の声かけであったり、方向性を考えることはできないはずです><
楽しい・安全は大前提として利用者に何を提供することができるのかが大切ですからね^^
プログラムを売り出している放課後等デイサービスには強みとしているところを聞いてみても良いかもしれませんね!
子どもとの関係性がある
これは当然過ぎるので書く必要もないんですが、スタッフが子どもを好いていて、子どももスタッフを好いていることは当然ですよね^^;
長期で子どもと信頼関係のあるスタッフが多いことは大切です。
安心できる環境には安心できる関係性も必要になりますからね^^
参考までに
一概に「ダメな放課後等デイサービスだ。」とは言えませんが、利用者も働く人も放課後等デイサービスの参考にしてもらえればと思います^^
文部科学省では発達凸凹のグレーゾーンを合わせると増加傾向にあることを発表すると共に支援が行き届いていないことも多いことを発表していました。(通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査)
支援を行う学校に加えて放課後等デイサービスでの支援の必要性を感じて探している利用者さんは多いと思いますが、まだまだ問題視されていないグレーゾーンがたくさんいることを考えると、お子さんとしっかり向き合えていると思います!
発達凸凹を拒否的に考える人も多いので、間に挟まれる子どもがしんどくなってしまうことも多いですからTT
ここまで読んで頂きありがとうございます!
何かの参考になれば幸いです^^
何かあればコメントをお待ちしております。
この記事は適宜更新していければと思っています。
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