放課後等デイサービスで働く看護師｜気になる年収も公開｜公認心理師

看護師をしているとこんな人はいないですか？

夜勤が体質的に合わない…
病院以外で働きたい…
放課後等デイサービスで看護師の求人があるけどなんだろう？
年収を考えると転職は厳しいかな…

そんな悩みを持って読んでくれている人も多いはず＞＜
何かしらの原因で看護師に限界を感じて転職を考える時に、たまに見かける「放課後等デイサービス」の求人。
夜勤はないにしても内容が分からず、月収が安い…
それでも子どもは好きだ！という人に向けて説明していきます＾＾

看護師を８年間した後に１年間の転職活動をして放課後等デイサービスへ転職した僕が

放課後等デイサービスとは？
年収はどうなのか？
勤務内容は？
キャリアアップは？

といった疑問の参考にしてください！！

看護師が放課後等デイサービスでの役割
1. 医療型放課後等デイサービス
2. 一般型放課後等デイサービス
放課後等デイサービスでの給料・年収
1. 給料は少ない…それでも…？
2. まだまだ可能性は…あります！
看護師が放課後等デイサービスで働くのは…あり！

看護師が放課後等デイサービスでの役割

看護師が放課後等デイサービスで働く内容としては「医療行為する必要があるのかな？」といった簡単な想像が付くとは思いますが、それはごく一部の内容になりますし介護福祉士さんの存在があれば医療行為をしないこともあります。

それよりも保育士のような教師のような役割を担ったりすることもあります＾＾
放課後等デイサービスが対象とする児童によって大きく内容が変わります。

看護師が放課後等デイサービスで働く上での役割は大きく分けて２つありますが、それと共に放課後等デイサービスの内容を簡単に説明しておきます。

医療型放課後等デイサービス

看護師から放デイについてイメージする時に想像する放デイがこちらになると思います。

こちらは重症心身障害児を対象とした事業所で、医療ケアや身体介助を必要とする子どもが通所しているので、看護師が医療ケアを行うことは想像できますよね＾＾

それでも介護福祉士さんが医療ケアを行うことができるので、実際のところは需要が高くない状況で、法改定が数年前にあってからは看護師が常勤で不要になったこともあって、訪問看護ステーションと提携していれば条件がクリアできる程度になりました。

なので、ここでの看護師を雇うのはコスパが悪い上にパートで十分なので、良い求人としては数が少ないのが現状になります＞＜

一般型放課後等デイサービス

ここは看護師には馴染みないかもしれませんが、僕が働いているのは一般型になります。

子どもたちは重症心身障害児以外が対象で、知的障害や精神疾患を含む発達障害を持つ子どもたちが通所していて、身体介助を必要とする子どももたまに居ますが、基本的にADLは自立した子どもたちなんです。

医療型で行うような看護師の医療ケアはないですが、僕は看護師から一般型放課後等デイサービスに転職しました。
じゃあ何をするのかというと…子どもたちと遊びます＾＾
上記で言ったように保育士や教師のような役割があるので目的を持って遊びますが、そこまで深く考えずとも楽しく遊ぶことができますし、子ども好きなら面目躍如ですね＾＾

保育や教育については未経験になるので分からないことだらけになりますが、看護師が放デイで活かせるのは障害に対する理解があるので強みになりますね＾＾
それでも医療の世界と福祉の世界でのギャップには戸惑うでしょうけど…僕は今も戸惑いますが…

そんな放デイですが施設によって大きく変わりますので僕目線にはなりますが、簡単に紹介しておきますね！

学童型

学童型放課後等デイサービスは小学校にある学童のような自由に過ごすことが多いタイプです。
宿題をすることもあれば、生活動作の練習をしたり、自由に遊んだりします。

習い事型

習い事型放課後等デイサービスは運動や音楽などのプログラムに取り組むことも目的としたタイプです。
遊びを主体にはしていますが、施設によって特色が変わるので運動を中心にしたり、絵画を中心にしたり、音楽を中心にしたりと大きく変わります。
最近ではプログラミングを導入しているところも多いようですね＾＾

療育型

療育型放課後等デイサービスは療育を積極的に取り組むタイプになります。
他のタイプも療育をしない訳ではありませんが、集中的に取り組んだりするので遊びというよりも教育的なアプローチが強いような感じになりますね＞＜
専門的なスタッフの働いていることも多く、SSTに焦点を当てて取り組んだり、強度行動障害に対する対応を積極的に行っている印象があります。

放課後等デイサービスでの給料・年収

この記事を読んでいる人たちが気になるのはココですよね！
僕も転職を考えていた時には給料が大きな問題だったので重要なところです＞＜
全国平均だけじゃなく、現実的な内情から僕の年収も紹介していきますね＾＾

看護師の平均年収は約500万になりますが、放課後等デイサービスの全国平均を調べると正社員は約337万円ほど(indeed引用)でした。
残念ながらマイナス100万円以上ですTT
月収にすると20～25万円弱くらいで手取りにすると15～20万円くらいでしょうか？＞＜
プラスでボーナスを支給されることで年収330万円ほどになるかな？
また、週休完全二日制で祝日なしなので年休100日ほどになるところが多いはず…

看護師で337万は低いと思いますが、根本的に看護師資格として資格手当が付いているのではなくて、児童指導員として枠組みになるので少ないんです＞＜
看護師の資格が使えるのは医療型放課後等デイサービスでの医療ケアスタッフとしてなら看護師が活きるんですが…

それでも諦めるには早いです！！
デメリットは年収・休日減になりますがメリットは大きいですよ！

まず看護師と比較してメリットを考えていきますが、夜勤がない上に残業が少ないのでプライベートは優先できます＾＾
仕事内容も病院看護師から考えると激務ではないです！基本的には安全を見守りながら子どもたちと遊ぶことがメインになるので病院時代と比較するとストレスフリーですね＾＾

給料は少ない…それでも…？

給料は国税庁の発表する全国平均給与(461万円)と比べても少ないですが、ココを是非とも参考にしてほしい！
全国平均と言っても放デイによって給料は大きく変わるんです！

経営している企業は非営利法人であったり株式会社などがあって、働く放デイによって経営方法や会社の仕組みによって人件費の流れも大きく変わりますから当然ですね＾＾
しっかりとした企業に勤めれば、全国平均以上の給料を貰うことはできます！

現に僕が働いて１～２年になりますが、平均以上の給料が貰えています！
現在で年収400万円ほどになります。全国平均年収は超えられてないですね…
因みに看護師資格と公認心理師資格があっての年収ですが、看護師資格は児童指導員に置き換わって公認心理師も数万円プラスされる感じですね＾＾

もちろん内容にも色々あるので、全員が平均以上貰えるとは限りませんが＞＜
そういった内容もしっかりと後で説明していくので参考にしてください＾＾

まだまだ可能性は…あります！

看護師でも専門看護師や認定看護師のようにキャリアアップがありますが、福祉の世界でも資格を所得するとキャリアアップができます！
しかも、思っているよりも大幅にキャリアアップできる上に教育機関に通うというよりは、経験年数によって取得できる資格が多いんです！

資格手当が上がっていくこともあれば、経験年数を積み上げていければ年功賃金＋資格が増えるので、ドンドンとキャリアアップを図っていくことも可能なんです＾＾
僕の体感としては看護師をしている時よりもハードルは高くないですし、プライベートを搾取されることもないようなので、今後のキャリアもまだまだ可能性を秘めています！
現に僕は強度行動障害の研修を受けると給料2000円アップしています。年24000円です！でかい！

そこで看護師にオススメしたいのは「児童発達支援管理責任者」という国家資格があって、その資格を取得すると平均年収400万円ほど(indeed引用)になるようです。
仕事内容に関しては割愛しますが、児童発達支援管理責任者と施設長を兼任することが全体として多いので、プラスで施設長としても更に給料アップが見込めます＾＾
僕の上司に当たる児童発達支援管理責任者＋施設長は給料40万円と言っていたような言ってないような…＾＾；

看護師にこの資格を勧める理由もありまして…児童発達支援管理責任者を取得する要件として看護師資格があると放デイで計5年働くことで取得することができて取得しやすいんです！
つまり、最短5年ほどで施設長＋児童発達支援管理責任者の可能性もあるんですね＾＾
しかも、全体的に児童発達支援管理責任者が不足しているので働き口に困ることも、年収アップの転職をすることも可能になります！

僕個人的には看護師をしていた時よりも将来に対する期待値は高いように感じてます＾＾